【質問】数学(数Ⅰ):2次関数の頂点を求める際に、平方完成させる理由

〔質問〕
例えば、
y=-3x2+6x+5 のグラフの頂点を求める際に、
  =-3(x2-2x+1)+3+5
  =-3(x-1)2+8
という変形をしますが、これをする意味がわかりません。
〔回答〕
原点を頂点とするグラフ(y=-3x2)と比較して、どれだけズレているかを調べるためです

まず、y=-3x2+6x-3 について考えてみます。
右辺を因数分解をすると、y=-3(x-1)2 になります。

y=-3x2+6x-3 は、y を求める際に、一旦 x から 1 を引いて 2乗して、-3 をかければいいということになります。
つまり、頂点が原点である y=-3x2 という関数に対して、x が 1 ズレているということです。
ですので頂点の x座標に関しても、(0, 0) から 1 だけズレているということがわかるのです。
※ 符号に関してはこちらの動画をご覧ください。

あと、頂点の y座標に関しては、
① y=-3(x-1)2+8 と
② y=-3(x-1)2 を比較すると、
① は ② に 8 を加えたもの、ということがわかります。ですので頂点の y座標に関しては、(0, 0) から 8 ズレているということになります。

 
というわけで、元の2次関数 y=ax2+bx+c を無理矢理 y=a(x-p)2+q に変形すると、
y=ax2+bx+c は y=ax2 から (p, q) だけ平行移動させたものということがわかり、
ということは頂点も (0, 0) からそれだけ移動しているということになって、
y=ax2+bx+c の頂点は (p, q) だということがわかる、という理屈です。

 

アンケートへのご協力をお願いします(所要2~3分)
「将来設計・進路」に関するアンケートを実施しています。ご協力いただける方はこちらよりお願いします
(Googleフォームにアクセスします)

当サイト及びアプリは、上記の企業様のご協力、及び、広告収入により、無料で提供されています