【質問】数学(中学):連立方程式 3=a+b, -3=4a+b の計算方法

〔質問〕
今、一次関数の勉強をしているのですが、「連立方程式をつかって式をだす」というのをやっています。
連立方程式の式、① 3=a+b ② -3=4a+b まで出たのですが、
解き方が分かりません。
解答を見たら、答えは書いてあったのですが、途中式が分からないです。
〔回答〕
連立方程式を解くポイントは、「1文字ずつ消す」ということです。
これは大学受験まで通じてそうなのですが、“適当に式を足したり引いたりしていくもの” と思っている人が多くいますので、今の段階で気をつけておいてください。
 
具体的には、
・「消したい文字=●」の形を作り、
・それをもう一方の式に代入する
ということをします。
 
今回の問題では、① の式を変形すると a=-b+3 となります。
これをもう一方の式に代入すると、-3=4(-b+3)+b となり、a が消えた b だけの式となります。
その後、計算を進めれば b の値が求まり、さらに、その求まった b を a=-b+3 に代入すると a も求まります。
(最初、b=● の形にしても構いません。② の方から進めても構いません)
 
 
また、学校や参考書では、係数を揃えて、縦にならべて足し算または引き算をするようにあると思います。
 
      a+b=3
-) 4a+b=-3
 
で、-3a=-6 という計算です。
 
これについては、a+b=3 の両辺に同じ物を足したり引いたりするのはOKですから、
(a+b)-(4a+b)=3-(-3) となるわけですが(※ ② より、この赤字の2つは同じ物)、これを一度に縦書きで書いているというもので、やろうとしていることは「1文字ずつ消す」ということに変わりはありません。

 

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