数学Ⅱ(高次式):余りを求める(剰余の定理の利用(組み合わせる))

 
【対象】高校生
【説明文・要約】

〔例題〕
整式 P(x) を
①:(x-1)で割った余りが 3
②:(x-2)で割った余りが 5
のとき、P(x) を (x-1)(x-2) で割った余りを求める

P(x)=(x-1)(x-2)Q(x)+ax+b とおく

剰余の定理から、
①:P(1)(=a+b)=3
②:P(2)(=2a+b)=5
となるはずなので、ここから a、b が求まる。

 
〔補足〕
3次式以上で割るような問題でも、同様のやり方でOK

 
〔補足〕
割る式に2乗のものがある場合は工夫が必要

P(x)=(x-1)(x-2)2Q(x)+a(x-2)2+bx+c
のようなおき方をする

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