勉強方法(記事):「身に起こることの97%は自分に原因がある」という前提で行動する

筆者自身の経験や、生徒の様子などを見ていて、自分の身に起こることのほとんどが自分に起因しているように感じることが多くあります。実際に統計をとったわけではないですが、少なくともそういう前提で行動しておいた方がいいと思います。

ほんの一例ですが、
・単語を覚えられない:単純に反復していないから
・ケアレスミスが多い:確認作業を怠っているから
・成績が安定しない:テキトーな勉強をしているから
 
特に「頑張ったけど結果が出ない」というのは危険な兆候です。というのも、これは傍から見ると「ただの自己満足」でしかないことが多いからです。本来の原因は自分自身にあって、しかも対応可能なのに、「自分は悪くない。悪いのは他人であり、運も悪かった」として処理してしまい、結局、また同じことを繰り返してしまう傾向にあります。

また、こうしたことは勉強に限ったことではありません。スポーツでもそうでしょうし、よくフラれることだって、毎回、相手のニーズ(=必要としている事柄)を考慮していないから、なのかもしれません。

 
さて、ポイントは、これらのほとんどはある程度以上の対処が可能ということです。
基本的に「不運」は何度も続きません。仮に不運の確率を50%としたとしても、5回連続して不運が起こる確率は3%です。それでも ‘ 不運 ‘ が続くというのなら、それはもはや「必然」であって、神様に責任を求めるべきではありません。

実際に、本当の「事故」であっても、回避可能なものが多いと言われています。
・飛行機事故よりも、空港までの自動車事故の方が遭遇する確率は高い
→ 空港へのアクセスはできるだけ鉄道を使う

・大きな鉄道事故では、先頭車両~2両目が大破するケースが多い
→ できるだけ後方の車両に乗る

 
すなわち、
「こうしたことがなぜ起こっているのか
「克服するためにはどうすればいいのか
これを考えられる人ほど、何をやっても最終的には上手くいくものです。

人それぞれですので別に全員が実践する必要はないですが、受験を突破したい、もしくは、よりいい人生を送りたい、と考えるのであれば、「なぜか」「どうすれば」ということを考えるようにしてみてください。

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