【記事】だまって勉強しない

勉強は静かに黙々とやるものだという印象がありますが、声に出すことでより勉強の効率を上げることができます。特に文系の科目は声に出しながら勉強することが非常に有効です。

<声に出す効果>
声に出すことで頭の中が整理されるという効果があります。例えば、学校で教科書を読むとき、黙読ならすらすら読めるのに、声に出して読むとつまってしまうというような経験をしたことはないですか?本当に知識や内容が頭に整理されて入っていないと、言葉がつまってしまうのです。黙読だけだと分かった気になりやすいのです。

英文や現代文、古文、漢文といった語学は本来声に出すことで身に付きます。文字を目で見て認識し、口から音を出し、さらには耳からその音を確認するといった流れの中で人は言葉を習得します。なので、目だけを使う黙読だけで勉強を進めることは非常に効率が悪いのです。
言葉の中には、語源が音に関係しているものが多いです。そのような言葉は特に声に出す必要があります。

また、何回も声に出したものは暗記の定着が良くもなります。小学生の頃に歌っていた歌(例えば校歌など)は何年経っても覚えていたりしますよね?でも小学生の頃に読んだ本はなかなか覚えていたりはしません。これの一つの要因としては、繰り返し声に出したか出していないかなのです。より多くのことを知識として定着させたいならば、繰り返し声に出すことが重要です。
 
<教科書や参考書は声に出して読む>
英語や古文の文法に関しては参考書を読むことが非常に重要です。その際、声に出して読んでみてください。すると、読んでいてしっくりこない部分や、つまってしまう部分が必ず出てきます。その部分こそ自分が理解できていない項目なのです。自分では分かっているつもりになっていたけれど、実はちゃんと理解していなかったというような弱点を発見できます。

社会(特に歴史)は絶対に教科書を声に出して読むべきです。ついつい「社会=暗記」と捉えがちですが、因果関係や、もっと言うと「ストーリー性」というもの掴みながら勉強すれば、勉強もはかどることと思います。
 
<体を動かすことも大事>
勉強の大半は座って勉強していると思いますが、たまには体を動かしながら勉強をするというのも実は効率が上がるのです。
体を動かすことで体内の血行が良くなり、その結果、頭の働きも良くなるのです。英文や古文を音読するとき、または歴史の教科書を音読するときに部屋の中を歩いてみてください。座りながら音読するだけでも非常に効果があるのですが、歩くことでさらに効果が上がります

休憩している時にストレッチをするのもおすすめします。何時間も座っていると血行は悪くなっているので、ストレッチをすることで血行を良くし、気分的にもリフレッシュすることで次の勉強の効果を上げることができます。ただ、当然ですが、走ったりするなど、あまりにも体力を使う運動は良くないですよ(笑)

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