【記事】青色の効果

青色には人の気持ちを静め、心を落ち着かせてくれる効果があります。これは青色を見ることによって副交感神経が活発になり、体がリラックスした状態になるからです。(心臓に対して抑制効果があるため)

勉強をしている時のことを思い出してみると、焦った状態で勉強している時は、物事を深く考えられなくて「思った以上に内容が頭に残っていなかった」なんて経験をしたことがあると思います。
つまり勉強している時は、なるべく落ち着いた状態の方が物事を冷静に考えることができ、より多くのことが頭に残る可能性が高いのです。さらに副交感神経が働いている時は物事を覚えやすい状態にもなります。聞いたことがある人もいるかもしれませんが、暗記をする際は黒色や赤色のペンを使うより青色のペンを使った方がいいのです。なかなか単語を覚えることがないと苦しんでいる人は、まず青ペンを使って暗記をしてみてください。
 
ただし物事を覚える際に青色のペンが良いという科学的確証はありません。「じゃー黒色のペンでもええやん」となってしまうかもしれませんが、ここで一番伝えたいことは、「自分で勉強方法を工夫してほしい」ということです。
成績が思ったように上がらない、単語が覚えられないといった経験は誰もが経験することです。誰でも経験するはずのことなのに、結果だけを見ると「成績が上がる人、単語を覚えている人」と「成績が上がらない人、単語を覚えていない人」が出てきてしまうのです。なぜこんな結果になってしまうのか。それは成績が上がらない、単語を覚えられない原因をどのように捉えているかです。

結果的に「成績が上がらない人、単語を覚えていない人」の大半はその原因を「自分は頭が悪い」「勉強ができない」としているのです。こんな風に原因を考えてしまうと、絶対に成績は上がりません。逆に「成績が上がる人、単語を覚えている人」は「自分のやってきた勉強方法が間違っている」と振り返り、そして改善しようとしながら勉強をします。
今回、青色の効果をとりあげたのは、特に成績の上がらない人に、勉強方法を工夫するきっかけになってほしいという思いがあるからです。

少しでも多くの単語を覚えたいけど、思った以上には覚えられない。なんか他にもっといいやり方があるのではないか?と勉強に対して積極的になることができれば、勝手に成績は上がります。

青色のペンを使ったら暗記“力”が上がったといった話は最近よく聞きますが、おそらく、青色の効果が良かったのではなくて、それ以上にもっと覚えたいというその人自身の気持ちが強く表れたから、結果暗記“量”が増えたのだと思います。成績が上がらない原因を「自分の頭の悪さ」にするのではなくて、「勉強方法が間違っていた」と思う方が絶対に勉強に対して前向きになりますよ。

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